ペニスを大きくする方法はある?具体的な治療方法や日本人男性の平均サイズを解説|MSクリニック横浜
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ペニスを大きくする方法はある?具体的な治療方法や日本人男性の平均サイズを解説

  • 更新日:2025.01.30
  • 投稿日:2025.01.29

ペニスの大きさが気になる男性は多いです。思春期の頃の友人との比較や、アダルトビデオの影響など、さまざまな要因で不安を抱えている方がいます。日本人男性の勃起時の平均サイズは13~15cmと言われていますが、あくまで平均値です。個人差が大きく、平均から外れていても異常ではありません。

この記事では、ペニスのサイズに関する正しい知識や治療方法、よくある質問などを解説します。コンプレックスの解消や、より自信を持つための第一歩として、ぜひご一読ください。

当院では「ペニス増大・亀頭増大術」も取り扱っています。当日予約も可能です。ご相談から受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

ペニスの大きさに関する基礎知識

ペニスの大きさに関する基礎知識として、以下を解説します。

  • 日本人男性の平均的なペニスのサイズ
  • ペニスのサイズの測り方
  • ペニスのサイズに影響する要因

日本人男性の平均的なペニスのサイズ

日本人男性の陰茎伸展長に関する研究から、平均的な長さは11.4cmであることが確認されています。陰茎伸展長とは、ペニスを最大限に引き伸ばした状態で測定する長さで、勃起時のサイズとほぼ同等です。20〜79歳までの男性を対象にした調査によるもので、年齢が高くなると短くなる傾向があることも明らかになりました。

鼻の大きさと陰茎伸展長の間に関連性があるかを調査した結果も同じ平均値が得られました。法医学的な精密な測定にもとづく信頼性の高いデータですが、明確なペニスサイズの基準は明らかになっていません。研究から得られる推論であり、ペニスのサイズは個人差があり、数値はあくまでも平均値です。

個人差が大きいことを理解しておきましょう。身長が170cm前後の人が平均的と言われていても、160cmの人もいれば180cmの人もいるように、ペニスのサイズも人それぞれです。平均値から外れているからといって、必ずしも異常ではありません。

ペニスのサイズの測り方

ペニスのサイズを測定する際には、正しい方法で行うことが重要です。

  • 測定のタイミング:勃起時または通常時に軽く引き伸ばした状態で測定します。
  • 測定の場所:恥骨※からペニスの先端までを測ります。
  • 測定の道具:定規やメジャーを使用します。

朝起きたときなど、自然勃起しているときに測るのがおすすめです。毎回同じ条件で測ることで、より正確なサイズを把握できます。温度によってもサイズが変化するため、お風呂上がりなどの体が温まっている時は、通常時よりも大きくなる傾向があります。

※恥骨とは、骨盤の一部で、ペニスの付け根に当たる骨です。恥骨を起点とすることで、皮下脂肪の厚みなどによる誤差を減らすことができます。超音波等の機材を用いないと恥骨を起点に測定することは不可能なため、一般的には皮下脂肪の影響をより少なくするために定規を恥骨に強く押し付ける簡易的な測定法が用いられる場合があります。

ペニスのサイズに影響する要因

ペニスのサイズは、遺伝やホルモン、生活習慣など、さまざまな要因が複雑に絡み合って決まります。思春期における男性ホルモン、特にテストステロンの分泌量によって、最終的な大きさが左右されることが大きいです。遺伝的要因も大きく、両親の体格が影響する傾向があります。

肥満もペニスのサイズに影響を与える可能性があります。皮下脂肪がペニスの根元に蓄積することで、実際よりもペニスが短く見えているケースも多いです。肥満によるペニスの見え方は、ダイエットによって改善する可能性があります。

思春期は成長ホルモンが活発に分泌される時期なので、バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけることが、健全な発育にとって重要です。過度なダイエットや偏った食生活は、成長を阻害する可能性があるため注意が必要です。

ペニスを大きくする方法として、手術やサプリメント、包茎リングなどさまざまな方法が提案されていますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、効果や安全性が確立されていないものもあります。医学的な根拠にもとづいた適切な情報を得ることが重要です。

ペニス大きくする治療の種類と特徴

ペニスを大きくする治療の種類と特徴について、以下の5つの方法を解説します。

  • 長茎術
  • 亀頭増大術
  • 陰茎増大術
  • ヒアルロン酸注入
  • ペニス増大サプリメント
  • ペニス増大器具

長茎手術

長茎手術はペニスの見た目の長さを増す手段であり、多くの方が自信回復のために選択します。ペニスを引き出して根元部分の組織を糸で固定する方法が一般的ですが、糸が外れるリスクや治療の対象者が限られるといったデメリットがあります。

手術効果が加齢により変化することもあり得ます。亀頭増大術との併用が必要な場合もあり、見た目のバランスを整えるために追加手術が推奨されることもあります。術後のケアとしては、激しい運動を避け、医師の指示に従うことが重要です。手術を選択する際には、リスクを十分理解し、経験豊富な医師と相談しましょう。

当院では、「長茎術・切らない長茎術」を行っています。ペニスの長さにお悩みの方はぜひご相談ください。

亀頭増大術

亀頭増大術は、亀頭部分の太さを増加させるための治療です。主にヒアルロン酸や自身の脂肪を注入する方法があります。ヒアルロン酸注入は比較的簡単な手術で、局所麻酔下で行われることが多く、手術時間も短く手軽です。ヒアルロン酸が徐々に体内で吸収されるため、効果は一時的で、定期的な再注入が必要です。

脂肪注入の場合、一部が生着するため持続期間は長くなりますが、完全に定着しない場合があり、不均一に定着することで凹凸が目立つ場合があります。いずれの方法も、自然な見た目と触感を目指して行われ、性感に影響を与えることは少ないですが、施術後は適切なアフターケアが必要です。

陰茎増大術

陰茎増大術とは、陰茎の太さを増やす治療です。ヒアルロン酸を注入して行われるのが一般的です。ヒアルロン酸注入は、体内に元々存在する成分であるヒアルロン酸をペニスに注入する方法です。施術時間が短く、手軽にできるのが特徴で、もし凹凸が生じても修正が容易です。

脂肪注入も同様に、ペニスを太くすることができますが、広範囲に脂肪を注入すると不均一に定着し、凹凸が目立つことがあります。脂肪を採取する必要があるため施術時間が長く、もし凹凸が生じてた場合の修正は容易ではありません。

ヒアルロン酸は注射器でペニスに注入するだけなので、施術時間も短く、すぐに効果を実感できます。30分程度で施術が完了し、日常生活への支障も少ないため、患者さんの負担が少ない方法です。

ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、効果は永続的ではなく、定期的な注入が必要になります。効果の持続期間は、個人差がありますが、一般的には6か月〜1年程度です。定期的に注入を続けることで、効果を維持することができます。

当院ではスーパーヒアルロン酸もご用意しています。スーパーヒアルロン酸は、分子が大きいため体内に吸収されにくく持続性が高いです。

以下の記事ではペニスのサイズアップを希望している方向けに、当院での陰茎増大手術をご提供しています。費用や治療の流れもわかりますので、確認してみてください。
>>ペニス増大・陰茎増大手術の詳細はこちら

ペニス増大サプリメント

ペニス増大サプリメントによって、ペニス増大は期待できない可能性があります。インターネットで検索すると「ペニス増大サプリメント」をよく見かけます。サプリメントにはL-アルギニンやL-シトルリンといったアミノ酸が含まれています。疲労回復や血流改善に効果があるとされており、エナジードリンクなどにも使用されているアミノ酸です。

しかし、ペニスの大きさを増大させる直接的な効果は科学的に証明されていません。血流を良くすることがペニス増大に結びつくというのは、あくまでイメージであって、実際にサプリメントを摂取したからといって顕著な効果が期待できるわけではありません。安全性を考慮し、効果について慎重に判断する必要があります。

ペニス増大器具

ペニス増大を目的とした器具には、ペニスを引き伸ばすポンプ型や牽引型の商品が存在します。使用している間だけペニスを一時的に引き伸ばす効果がありますが、恒久的なサイズの増大をもたらすわけではありません。不適切な使用はペニスにダメージを与えるリスクも伴うため、使用には十分な注意が必要です。ペニスのサイズを物理的に変える方法としては、医療機関でのヒアルロン酸注入など、安全で確実な方法が推奨されています。

クリニック選びで失敗しないためのポイント

クリニック選びで失敗しないために確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • 手術実績と専門性の確認
  • カウンセリングの充実度
  • 患者の口コミや評価

手術実績と専門性の確認

クリニックを選ぶ際に最も重要なのは、医師の専門性と手術実績です。あなたの体を守るために絶対に妥協してはいけないポイントです。ペニス増大術も同様に、専門性の高い医師を選ぶことで、より安全で効果的な治療が期待できます。

具体的には、医師の経歴、専門分野、手術件数などを確認しましょう。経験豊富な医師の資格は、専門的な知識と技術を持っていることの証です。日本泌尿器科学会専門医や日本形成外科学会専門医といった資格の有無を確認するのもおすすめです。

クリニックのホームページで手術症例写真を確認することも重要です。症例写真を確認することで、クリニックの医師がどのような手術を得意としているのか、どのような仕上がりが期待できるのかを具体的にイメージできます。症例写真を見ることで、自分が希望する仕上がりに近い症例があるかどうかを確認できます。

診察の充実度

診察は、医師と患者さんの信頼関係を築き、治療方針を決定するための大切なプロセスです。丁寧な診察を行うクリニックは、患者さんの不安や悩みに真摯に向き合い、適切な治療を提供しようという姿勢の表れです。

診察では、現在のペニスの状態、具体的な悩みや希望、手術方法の説明、リスクや副作用、費用、術後のケアなどについて、詳しい説明を受ける必要があります。また、診察を通じて、医師との相性を確認することも重要です。医師とのコミュニケーションがスムーズで、安心して自分の悩みを相談できるかどうかは、治療の成功に大きく影響します。

患者の口コミや評価

クリニックを選ぶ際には、実際に治療を受けた患者さんの口コミや評価を参考にすることも有効です。インターネット上の口コミサイトやクリニックのホームページなどで、他の患者さんの体験談もチェックしましょう。良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通し、総合的に判断することが大切です。

口コミの内容は、クリニックの雰囲気や医師の対応、治療の効果など、さまざまな情報が含まれています。「医師の説明が丁寧でわかりやすかった」「スタッフの対応が親切だった」「手術後の痛みが少なかった」といった具体的な口コミは、クリニック選びの参考になります。

ただし、口コミはあくまでも個人の感想であることを忘れてはいけません。すべての口コミが正しいとは限りませんし、自分に合うクリニックかどうかは、実際にカウンセリングを受けてみないとわかりません。口コミは参考程度にとどめ、最終的には自分の目で確認し、耳で話を聞き、判断することが大切です。

ペニス増大に関するよくある質問

ペニス増大に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • ペニス増大の効果はどれくらい持続するの?
  • ペニス増大手術はどこで受けられる?
  • ペニス増大手術後の性生活への影響はある?

ペニスを大きくする治療の効果はどれくらい持続するの?

ペニスを大きくする治療の効果が持続する期間は、方法によって大きく異なります。手術、注入剤、器具、サプリメント、エクササイズなどさまざまな方法がありますが、それぞれメリット・デメリットがあり、持続期間も異なるため、ご自身の状況や希望に合わせて選択することが重要です。

 

治療方法

方法説明

持続性

副作用や注意点

手術による増大

長茎手術や脂肪注入など、組織が定着することで半永久的な効果が期待できる

半永久的

・加齢や生活習慣の変化により効果に変化が生じる場合がある

・脂肪注入は部分的に持続するが、永続的ではない

注入剤による増大

ヒアルロン酸注入は、体内に吸収されるため効果は一時的

数か月〜数年

・ヒアルロン酸は数か月〜数年かけて徐々に吸収されるため、効果を永続させるには追加注入による補充が必要

器具やサプリメント

血流を促進し一時的にサイズアップさせる

一時的

・医学的な有効性が証明されていない

・長期間の使用は皮膚の炎症や潰瘍のリスクあり

 

ペニスを大きくする治療はどこで受けられる?

ペニスを大きくする治療は、専門のクリニックで受けることができます。泌尿器科、形成外科、美容外科など、さまざまな診療科で施術を行っています。大切なのは、手術実績が豊富で、専門知識を持った医師がいるクリニックを選ぶことです。

医療機関のホームページなどで手術件数や医師の経歴を確認したり、カウンセリングで医師に直接質問したりするなどして、信頼できるクリニックを選びましょう。

ペニスを大きくする治療直後の性生活への影響はある?

ペニスを大きくする治療直後の性生活への影響は、治療方法や個人差によって異なります。治療直後は、痛みや腫れ、内出血などがみられることがあり、性行為は控える必要があります。医師の指示に従い、適切なケアを行うことが大切です。

治療を受ける際は、医師から合併症の可能性についても説明を受けたうえで、決断することが重要です。

まとめ

ペニスのサイズは個人差が大きく、平均から外れていても異常ではありません。大切なのは、自分の体を正しく理解し、必要以上に不安にならないことです。ペニスを大きくする治療にはさまざまなものがありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、効果や安全性が確立されていないものもあります。

クリニック選びで確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 医師の専門性と手術実績
  • カウンセリングの充実度
  • 患者さんの口コミや評価

高額な費用がかかる場合もありますので、安易に飛びつくのではなく、まずは経験豊富な医師に相談し、メリット・デメリットをよく理解したうえで、自分に合った方法を選択しましょう。

以下の記事では、包茎の手術や治療、タイプや症状などについて網羅的に解説しています。包茎にお悩みのある方はぜひチェックしてみてください。
>>包茎のお悩み、包茎手術は男性専門泌尿器形成のMSクリニック横浜へ

参考文献

  1. Marah C Hehemann, Maxwell Towe, Linda My Huynh, Farouk M El-Khatib, Faysal A Yafi. Penile Girth Enlargement Strategies: What’s the Evidence?. Sex Med Rev, 2019, 7(3), p.535-547
  2. Karl T Rew, Joel J Heidelbaugh. Erectile Dysfunction. Am Fam Physician, 2016, 94(10), p.820-827
  3. Marco Oderda, Paolo Gontero. Non-invasive methods of penile lengthening: fact or fiction?. BJU Int, 2011, 107(8), p.1278-1282

ページ監修:総院長「葉山芳貴」紹介

葉山芳貴

総院長、医学博士 葉山芳貴

経歴

平成14年
聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年
大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年
大手美容形成外科 院長 就任
平成27年
メンズサポートクリニック開設
平成28年
メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年
医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)

保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)